News

活動紹介

2026.2.18 患者様へ

本院で重症熱性血小板減少症候群と診断され、体幹部CT 検査を 受けられた患者さん・ご家族の皆様へ

 

情報公開文書

第1版: 2025年 11月 30日作成

本院で重症熱性血小板減少症候群と診断され、体幹部

 

【研究課題名】

重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)に関する体幹部CTにおける画像診断学的解析

 

【研究の対象】

2017年1月1日から2025年11月10日までの間に、本院で、重症熱性血小板減少症候群と診断され、体幹部を研究対象としています。

 

【研究の目的・方法について】

重症熱性血小板減少症候群は発熱・倦怠感や下痢といった非特異的な症状を呈して受診されることが多く、診断までに時間がかかることがあります。その一方で重症熱性血小板減少症候群は急速進行性の経過をたどり、しばしば重症化・死亡する危険性のある疾患です。そのため早期の診断・加療が求められます。重症熱性血小板減少症候群と診断された患者さんの体幹部CTにおいて、特徴的な画像所見を見つけることが可能となれば、重症熱性血小板減少症候群の診断および早期加療に寄与することが可能となり、予後改善につながる可能性があります。また重症熱性血小板減少症候群のために亡くなり、本院で病理解剖が行われた方については、保存されている病理組織とCT所見を対比して検討することにより、CTで何を見ているものかという病態把握を行える可能性があります。

本研究では、放射線科診断専門医が本院で保存されている

 

【使用させていただく試料・情報について】

2017年1月1日から2025年11月10日の期間に、重症熱性血小板症候群と診断された患者さんのうち、多検出器CT にて体幹部CT 検査を受けられた患者さんを対象に、そのカルテ情報から患者さんの臨床情報(情報:年齢、性別、診断名、血液検査結果)およびCT検査結果を利用させて頂きます。また、治療後に亡くなられた患者さんのうち、本院で病理解剖が行われた患者さんについては、本院で保存している病理組織(試料:胸部や腹部の臓器の病理組織)を研究に利用させていただきます。CT 画像および診療情報(カルテ)、病理組織を使用させていただきますことは本学医学部倫理委員会において外部委員も交えて厳正に審査・承認され、大分大学医学部長の許可を得て実施しています。また、患者さんの資料及び診療情報は、国の定めた「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に従い、特定の個人を識別できないよう加工が施したうえで管理しますので、患者さんのプライバシーは厳密に守られます。当然のことながら、個人情報保護法などの法律を遵守いたします。この研究で得られた研究成果の学会や医学雑誌等においての発表にも個人を特定できる情報は一切利用しません。

 

【使用させていただく試料・情報の保存等について】

病理組織(試料)の保存は論文発表後5年間、診療情報や検査画像については論文発表後10年間の保存を基本としており、保存期間終了後は、病理組織(試料)は焼却処分し、診療情報については、紙で保存しているものはシュレッダーにて廃棄し、パソコンなどに保存している電子データは復元できないように完全に削除します。

 

【外部への試料・情報の提供】

本研究で収集した試料・情報を他の機関へ提供することはありません。

 

【患者さんの費用負担等について】

本研究を実施するに当たって、患者さんの費用負担はありません。また、本研究の成果が将来医薬品などの開発につながり、利益が生まれる可能性がありますが、万一、利益が生まれた場合、患者さんにはそれを請求することはできません。

 

【研究資金】

本研究は、大分大学医学部放射線医学講座の奨学寄附金を用いて行い、患者さんの費用負担はありません。

 

【利益相反(りえきそうはん)について】

この研究は上記の資金を用いて行われ、特定の企業からの資金は一切

用いません。「利益相反」とは、研究成果に影響するような利害関係を指し、金銭および個人の関係を含みますが、本研究ではこの「利益相反(資金提供者の意向が研究に影響すること)」は発生しません。

 

【研究の参加等について】

本研究に対し、画像および診療情報、病理組織を提供するかしないかは患者さんご自身の自由です。したがいまして、本研究に使用してほしくない場合は、遠慮なくお知らせ下さい。その場合は、患者さんの画像および診療情報は研究対象から除外いたします。また、ご協力いただけない場合でも、患者さんの不利益になることは一切ありません。なお、これらの研究成果は学術論文として発表することになりますが、発表後に参加拒否を表明された場合、すでに発表した論文を取り下げることはいたしません。患者さんの試料・診療情報を使用してほしくない場合、その他、本研究に関して質問などがありましたら、主治医または以下の照会先・連絡先までお申し出下さい。

 

【研究組織】

【本学(若しくは本院)における研究組織】

研究責任者

放射線科 助教 佐藤 晴佳

研究分担者

放射線医学講座 教授 浅山 良樹

大分大学医学部救急医学講座 講師  竹中 隆一

 

【お問い合わせについて】

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さ

い。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障が

ない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申し

出下さい。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

住 所:〒879-5593 大分県由布市挾間町1-1 大分大学医学部放射線医学講座

電 話:097-586-5934

担当者:大分大学医学部附属病院 放射線科 助教 佐藤 晴佳 (さとう はるか)