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活動紹介

2026.8.6 患者様へ

本院で卵巣(らんそう)捻転(ねんてん)や卵巣(らんそう)腫瘍(しゅよう)の治療を受けられた患者さん・ご家族の皆様へ

本院で卵巣(らんそう)捻転(ねんてん)や卵巣(らんそう)腫瘍(しゅよう)の治療を受けられた患者さん・ご家族の皆様へ

 ~手術前 (平成231月から令和712月まで)に行われたCT画像および診療情報の医学研究への使用のお願い~

 

情報公開文書

第1版: 2026年1月 23日作成

 

【研究課題名】

卵巣茎捻転における特徴的画像所見の検討

  • 卵巣茎捻転:腫瘍などによって子宮と卵巣をつなぐ部分にねじれが生じる病気のこと
  • 卵巣腫瘍:卵巣にできる悪性または良性の腫瘍のこと

 

【研究の対象】

この研究は以下の方を研究対象としています。

2011年1月~2025年12月の期間に本院において卵巣および卵管捻転、卵巣腫瘍の手術を受けられた方で、術前にCT検査を受けられた方。

 

【研究の目的・方法について】

卵巣茎捻転は婦人科急性腹症の一つで、急激な下腹部痛を主訴とする女性の2-3%に認められます。多くの場合においてCTは急性腹症に対する第一選択の画像検査となるため、卵巣茎捻転のCTをよく知っておく必要があります。捻転の症例における種々の画像所見は報告されていますが、それらの所見の重みづけ(症例ごとの重要度に応じて点数や優先順位をつけること)や非捻転症例と比較検討した報告は少ない状況です。

本研究では、過去に当院において卵巣茎捻転疑いとしてCTが撮像され、手術が施行された(捻転もしくは非捻転の確定診断がついている)症例のCT所見を評価し、すでに確立されているCT所見の重要度を重み付けし、加えて腫瘤の位置や造影効果の左右差の出現頻度、腫(しゅ)大卵管(だいらんかん)(炎症等によって卵管がつまり、分泌液が溜まって腫れた状態)との位置関係など、新たな所見について明らかにします。最終的には、茎捻転の画像診断において誰でも使用することのできる重みづけに基づいたスコアの作成を目的とした研究です。

 

研究期間:2026年3月26日~2026年12月31日

 

【使用させていただく情報について】

本院におきまして、既に腹部CT検査を受けられた患者さんのCT画像データ(情報)を医学研究へ応用させていただきたいと思います。その際、画像データを調べた結果と診療情報(例えば治療効果がどうであったかなど)との関連性を調べるために、患者さんの診療記録(患者年齢、診療情報、血液検査データ、CT画像、組織診断結果、等)を調べさせていただきます。なお患者さんのCT画像データ及び診療記録を使用させていただきますことは本学医学部倫理委員会において外部委員も交えて厳正に審査承認され、大分大学医学部長の許可を得て実施しています。また、患者さんの診療情報は、国の定めた「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に従い、特定の個人を識別出来ないよう加工を施したうえで管理しますので、患者さんのプライバシーは厳密に守られます。当然のことながら、個人情報保護法などの法律を遵守いたします。

 

【使用させていただく情報の保存等について】

本研究で使用するCT画像データ、診療情報は論文発表後10年間の保存を基本としており、保存期間終了後は、紙資料はシュレッダーにて廃棄し、パソコンなどに保存している電子データは復元できないように完全に削除します。

 

【外部への情報の提供】

本研究で使用した患者さんの情報を外部の機関へ提供することはありません。

 

情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称

大分大学医学部附属病院放射線科  須藤 優輝

 

【患者さんの費用負担等について】

本研究を実施するに当たって、患者さんの費用負担はありません。また、本研究の成果が将来医薬品などの開発につながり、利益が生まれる可能性がありますが、万一、利益が生まれた場合、患者さんにはそれを請求することはできません。

 

【研究資金】

本研究においては,大分大学医学部放射線医学講座の寄附金を用いて研究が行われます。

 

【利益相(りえきそう)反(はん)について】

この研究は,上記の資金を用いて行われ,特定の企業からの資金は一切用いません。「利益相反」とは,研究成果に影響するような利害関係を指し,金銭および個人の関係を含みますが,本研究ではこの「利益相反(資金提供者の意向が研究に影響すること)」は発生しません。

 

【研究の参加等について】

本研究へ診療情報を提供するかしないかは患者さんご自身の自由です。従いまして、本研究に診療情報を使用してほしくない場合は、遠慮なくお知らせ下さい。その場合は、患者さんの診療情報は研究対象から除外いたします。また、ご協力いただけない場合でも、患者さんの不利益になることは一切ありません。なお、これらの研究成果は学術論文として発表することになりますが、発表後に参加拒否を表明された場合、すでに発表した論文を取り下げることはいたしません。

患者さんの診療情報を使用してほしくない場合、その他、本研究に関して質問などがありましたら、主治医または以下の照会先・連絡先までお申し出下さい。

【研究組織】

所属・職名                    氏名

研究責任者 大分大学放射線医学講座                   教授   浅山良樹

研究分担者 大分大学医学部附属病院放射線科   助教   亀井律孝

大分大学医学部附属病院放射線科   医員   須藤優輝

 

【お問い合わせについて】

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申し出下さい。

 

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

住 所:〒879-5593 大分県由布市挾間町医大ヶ丘1-1

電 話:097-586-5934

担当者:大分大学医学部附属病院放射線科 須藤 優輝(すどう ゆうき)